瀬戸内の島の古代ロマンを発掘セヨ
瀬戸内の島の古代ロマンを発掘セヨ
瀬戸内海に浮かぶ笠岡諸島 高島。陸地から最短フェリーで5~6分と最も近い島であり、だからこその課題がある。島の人の誇りにもなっている神武天皇など歴史的な資源を「今の価値」として発掘、発信していきたい
このプロジェクトについて
————————————————
2022年夏は募集は以下から
https://www.project-index.jp/intern/24201
————————————————
●●フィールド●●
瀬戸内海 笠岡諸島 高島「古代ロマンが眠る、漁師とつつじの島」
瀬戸内海に浮かぶ笠岡諸島 高島。陸地から最も近い島であり、だからこそ、若者が「帰ってきやすい」と陸地部に住んだりと、近い島ならではの課題がある。
わしは親を継いで漁師をしていたんだけど、同時にペンション経営も始めたんよ。ペンションに泊まった人が漁業も体験できる。観光漁業の走りだわね。その後に、真似をして、高島に何軒かペンションが出来たな。しかし、今や2つぐらいになってしまった。
笠岡諸島全体のNPOで、空き家対策に取り組むときも一番に取り組んで来て、何人も移住してきてくれたな。勿論、その後、島を出ていく人も少なくはなく、空き家対策や移住者誘致は一筋縄ではいかん。
●●ミッション●●
島に眠る古代ロマンを発掘セヨ
「高島をこのままにしておく訳にはいかない」他の島のように若い移住者がいる訳ではない。高齢化が進む中、今一度、空き家対策×移住者誘致に力を入れたい。市役所が事務局になっている「笠岡諸島『食と農村』交流促進協議会」に参加しているのもそういう訳なんよ。
古事記に記されている神武天皇東征の際の高島行宮(あんぐう)が置かれた、と聞いているし、子はらみ石・高島行宮遺跡といった歴史的な資源がある。このような歴史的な資源や古代ロマンを「今の目線」で、発掘・発信していきたい。
そして、その中で、交流人口、関係人口を増やして、島の担い手確保につなげていきたいんじゃ。資源はある。「今の価値」を一緒に考えてもらいたんじゃ。
妹尾陌正(笠岡諸島『食と農村』交流促進協議会 メンバー)
テーマ | 地域/まちづくり |
---|---|
職種 | 企業・商品開発/デザイン |
任せたい仕事内容 期待する成果 |
Step1【地域を知る】 地域の方への挨拶周り、自分を知ってもらう。「この人は、こんなことに詳しそう」とかアンテナを立てながらの挨拶。 Step2【地域の取組をサポート&歴史資源のリサーチ】 高島の地域の取り組みをサポートしながら、眠れる高島の古代ロマンを発掘する。高島の方々の地域の歴史への想いと伝承されていることなどを聞き込む。Step3の仮説をもちながら。 Step3【企画】 高島の歴史資源が「今、どんな価値があるか」という視点で、体験交流プログラム、教育プログラムなどを企画。 Step4【地域(内外へ)フィードバック】 発掘した「歴史資源」がどう「古代ロマン」、瀬戸内の島を巡る「ストーリー」となるかをフィードバック。地域の方の心に刺さるように。 【期待する成果】 高島に眠る古代ロマンや地域の価値を地域内外の方に示す ※体験交流プログラム、教育プログラムなどで |
こんな人を 待っています! |
・地域から価値を生み出すチャレンジをしていきたい ・瀬戸内の古代ロマンに関心がある ・歴史を「今の価値」につなげたい |
期間 | 2018年8月〜9月のうち、3,4週間程度(個別相談可) |
勤務地 | 瀬戸内海 笠岡諸島 高島 (岡山県笠岡市) ※東京から約5時間、大阪から約3時間 |
勤務条件 | 休暇中:週に5日(地域の「民宿」or空き家などに滞在) ※定員1名(先着順に対応) |
古代ロマンをはじめとした地域資源を発掘し、地域内外をつなぐ機会をつくり、交流人口増へ!
地域内外がつながる魅力的な交流機会をつくる。そして、それが交流人口、関係人口増につながり、笠岡諸島の担い手づくりにもつながる。
こういう目的をもって、関係者が集い、協議し、事業をしています。
※写真は、高島の婦人方です。
■昨年度事業
・地域資源調査
・推進LAB(=いかさ田舎カレッジ)
・かさおか港マルシェ
■今年度事業(予定)
・地域資源発掘・・・笠岡諸島丸ごとインターンシップ事業
・島で「学ぶ」体験プログラム
・かさおか港マルシェ(年2回)