志をもった本気の大人と若者をつなぎ、挑戦の後押し

募集終了 2017/01/11掲載
六島まちづくり協議会

瀬戸内の島で、古民家の活用/島内外をつなぐ場づくり

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2022年夏は募集は以下から

https://www.project-index.jp/intern/24201

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【フィールド】瀬戸内ど真ん中!「水仙と灯台」の島

瀬戸内海のほぼど真ん中に浮かぶ笠岡諸島・六島。
毎年1~3月に咲き誇る水仙とそのバックにある灯台(岡山県で一番早く出来た)から「水仙と灯台」の島と言われる。島の集落は2つ、小学校が1校(児童は5名)。各集落には、港があり、港と集落も近い。大きい島ではなく、人口も今は60数名。自然と暮らしが近く、島に滞在するインターンシップの学生は「人がいい!人が何よりの資源」と言う。

【地域の課題とこれまでの取り組み】
次世代の担い手の確保と健康に暮らせる島づくり×古民家の活用

元々は300名(戦後は約1000名)いた島民も、今は60数名。
また、高齢化率は60%弱。
地域づくりに取り組む担い手不足と「よそ者目線で島を見てほしい」と2012年から始めたインターンシップ事業。

「高齢者が集う場が欲しい」という島のまちづくり協議会理事の想いや島に20代がいない中、大学生が子どもに教える場へというインターン生の想いから
インターン生によって提案されたのが、「島小屋」。

島の古民家を改修して、高齢者が集い、交流。福祉の場にもなる。
急傾斜な集落の中で、休み、井戸端に話す場に。
島の子どもに、島に来た大学生が勉強、島民が「技」を教えたりする場。

そんな構想にビビッと来て、まちづくり協議会が実現に動く。
ハード面は、2015年年頭からインターン生や大工、まちづくり協議会のメンバーで。
まずは、高齢者が集う場が出来た。
そして、場を持続可能にするため、次世代の仕事づくりのために、島小屋で民泊(=ゲストハウスの機能)が出来るよう、昨夏までインターン生とともに、最後の大改修に取り組んだ。

そして、2016年11月。
ついに、島小屋は、ゲストハウス(民泊)、カフェ(交流)の機能も含めて、OPENとなる。

【今後の取り組み&インターン生のミッション】
島小屋については、「一旦」完成はしましたが、まだまだこれからです。
ご年配になり、なかなか外に出てこなくなりがちな高齢者の方の出て来るきっかけや交流の場になること。
水仙や六島の取り組みや人に関心をもった人が訪れてもらいやすくするための取り組みや工夫。

そして、島外の方と島内の方の交流が生まれること。
島の小学校を守り、島を次代につなげていくための担い手の確保のための情報発信。

「島小屋、完成はまだなんだ。もうちょい、凝りたい」
「島全体がグループホーム。島で、少しでも長く、健康に過ごせるように。そんな島にしたい」と語る六島まちづくり協議会の三宅会長。

春休み、私達と一緒の島に暮らし、地域の目線で、地域づくりにチャレンジしませんか?

▼過去のインターン生のインタビュー(2期生)
http://www.project-index.jp/interview/4666

▼ 過去のインターンシップ受入など
https://kasaoka-mushima.jimdo.com/ 
→「まちづくり協議会」
→「ブログ」過去のインターン生のブログなど
▼ 地域若者チャレンジ大賞 入賞時のプレゼン(2期生)
https://www.youtube.com/watch?v=9kJRz9Wf99c

—–【各種、問い合わせは「応募する」ボタンから】—–

募集要項

テーマ 地域活性
職種 企画・広報
任せたい仕事内容
期待する成果
<期待すること>

古民家「島小屋」が、地域内外の方に活用されることによる化学反応

次なる担い手(移住者)へとつながる情報発信

<任せたい仕事内容>

●古民家「島小屋」での企画・運営・島にこられた方のおもてなし

 地域の方々のための交流の場づくり

例:地域の高齢者の為のランチ会、子どもと高齢者の交流の場

 観光、民泊で島小屋に寄る方/泊まられる方のおもてなし

●古民家「島小屋」の「最終的な完成」に向けて

 まちづくり協議会会長がこだわる細部も含めて、完成へサポート

●地域資源の発掘・発信

 島の資源である「人」の発掘→「地域の達人図鑑」の作成

●地域情報の発掘・発信

 島の強みである「教育環境」/「島の暮らし」(医療/福祉の視点も含めて)の情報収集、発信

※ 参加が決まったインターン生の適性/志向を考慮しながら、まちづくり協議会と相談の上、業務を決定します。

こんな人を
待っています!
・地域の課題解決/地域活性化/地域の仕事づくりに関心がある

・地域の為の古民家活用/ゲストハウス運営に関心がある

・自然が近く、人との濃密なコミュニケーションのある地域での暮らし(医療/福祉/教育/仕事)と仕事に関心がある

・地域に暮らす人々に寄り添おうとする姿勢がある
期間 2月中旬~3月(4週間程度)※希望者の春期休暇の都合に合わせて、日程を決定します※応相談※期間より意欲重視
勤務地 岡山県笠岡市六島(大阪から約3時間、東京から約5時間 )

※JR笠岡駅から徒歩10分の笠岡(住吉)港から乗船

http://www.sanyo-kisen.com/ 
勤務条件 古民家(島小屋)へ住み込み/2名募集( 1次〆切1/29、2次〆切2/15;応募者から順次対応)/活動支援金・交通費 有

こんな団体・企業です!

島の各種団体から代表者が集まり出来ました。公民館、自治会、小学校、愛育、観光等々、六島の様々な人が集い、まちづくりを議論し、実行しています。

ビジョン

1、 住みやすいまちづくり 1、人が輝くまちづくり 1、次代につなぐまちづくり

事業

1) よそ若者と協働したまちづくり(インターンシップ事業)

2) 島の課題解決/仕事づくりの拠点「島小屋」の運営

3) 大石山の登山道の整備

に取り組んでいます。

メッセージ

三宅 忠信(六島まちづくり協議会 会長)

六島には、過疎高齢化という課題はありますが、水仙と灯台の島づくりをはじめ、着実にまちづくりを積み重ねてきました。ここ数年は、地域の高齢者のための居場所づくりにと、インターンシップ生の提案を受け、古民家を改修し、「島小屋」として整備してきました。そして、この六島を次の世代につなげるために、次の世代の人材確保にも、着実に、果敢に取り組んでいきたいと思っています。 「島小屋」がさらに地域の内外の役に立てるよう、皆さんの力を貸してください。

三宅 千代美(六島まちづくり協議会 理事/六島公民館主事)

高齢者が集う場をつくりたいという想いをくみとってくれたインターン生の提案から出来た「島小屋」。この島小屋がどう活用されるかをずっと考えてきました。インターン生がいることで、普段は島小屋に来てくれない方々が来てくれたりするようなことも起きています。地域に活用される場になるように、一緒に取り組みませんか?

http://blog.livedoor.jp/musimako/

井関 竜平(笠岡市地域おこし協力隊/孫ターン)

六島には、祖母がいたことが縁で、昨年の4月に大阪から移住してきました。「六島に新たな産業をつくりたい!」この想いを胸に、普段は古民家島小屋の管理運営し、六島に昔は一面にあった麦畑を復活させ、特産品としてビール製造を手掛けていきたいと思っています。都会にはない「豊かさ」がある六島。インターン生が来てくれることで、よそ若者が活躍しやすい地域になりつつあると思います!皆さん、待っています!

https://mushimaisland.amebaownd.com/

松本 一希(前橋工科大学 2年※インターン当時/2期生)

島の方々と話をしていると、昔話をしている際に笑顔になられることに気づき、得意な写真撮影を活かして、最終報告会では島の写真を活かしたワークショップを行いました。六島で感じたことは、とにかく外に出て島の人と話してみると、そこから気づくこと、ヒントがもらえることが多いということです。当たり前かもしれないですが、まず、やってみる。ということ、そこからスタートすることもあると気づかせてもらいました。

http://mu-shi-ma.jugem.jp/

森 晴香(奈良女子大学2年※インターン当時/3期生)

将来教師になった時に、生徒と地域をつなぐことによって、生徒への教育面でのサポートと、地域活性化を含めた取り組みをしたいと思い、自分が実際に経験しようと参加しました。インターンに取り組む中で、島の方々の本音を聴くことができ、一喜一憂しました。最終的に提案した「島小屋」のアイデアを受け入れ、実現していただいたことにとても嬉しく思っています。

http://ameblo.jp/mahmori/